AIを使う作家の67.2%が時短を実感。反応が良くなったのは33.7%でした

AI活用とは|AIを使う作家の7割が時短を実感、反応が良くなったのは3人に1人。minne作家の調査に学ぶ、浮いた時間の置き場所

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From:通販プロデューサーの西村公児
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AI活用とは、AIに作業を任せて時間を生むことです。
ところが、時間と売上は別の話だと私は考えます。

実は、時間と反応の両方を尋ねた調査が出ました。
そこで、今日はその数字を一緒に読みます。

今日は、ハンドメイド作家のAI活用の調査です。
そして、小さな会社の手順もお伝えします。

まず、私の考えを先にお伝えします。
大切なのは、浮いた時間の置き場所です。

ハンドメイド作家のAI活用で何がわかったのか

2026年10月5日、GMOペパボが調査を発表しました。
ハンドメイド作家のAI活用についての調査です。

そして、対象は「minne byGMOペパボ」の作家です。
なお、有効回答は1,002件でした。

また、調査は2026年8月6日から20日でした。
つまり、この夏の時点の数字になります。

作家の75.1%がAIを使った経験あり

まず、AIを使った経験のある方は75.1%でした。
つまり、およそ4人に3人が使ったことになります。

作家の75.1%が、作家活動でAIを使った経験がある。
出典:「minne byGMOペパボ」調べ(GMOペパボ プレスリリース 2026年10月5日・要旨)

さらに、「日常的に使っている」方は33.5%です。
また、「ときどき使っている」方は29.4%でした。

AI活用の上位は文章・写真・SNSの文案

次に、使い道を見ていきます。
なお、ここから先は使った経験のある方の回答です。

まず、いちばん多いのは作品説明の文章づくりです。
つまり、言葉を整える作業に使われています。

実際、その割合は73.4%にのぼります。
続いて、写真の加工や背景の除去が51.8%でした。

そして、SNS投稿の文案づくりが43.6%です。
なお、ここまでが発表にある上位3つです。

また、使うサービスはChatGPTが76.9%でした。
続いて、Geminiが53.0%となっています。

67.2%が作業時間の削減を実感

一方、時間についての数字も出ています。
リリースの要旨は、次のとおりです。

AIを使った経験のある作家の67.2%が、作業時間の削減を実感している。
出典:同リリース(要旨)

たとえば、「3割くらい減った」方が25.6%です。
さらに、「半分以上減った」方も21.9%いました。

つまり、およそ7割の方が時間の削減を感じています。
ここまでは、AI活用の手ごたえが見える数字です。

反応が良くなったのは33.7%

ところが、もう1つの数字があります。
使った経験のある方に、売上や反応も尋ねています。

AIを使った経験のある作家のうち、売上やお客さまの反応が良くなったと感じている方は33.7%。
出典:同リリース(要旨)

一方、「あまり変わらない」は38.4%でした。
また、「わからない」も27.9%あります。

つまり、時間が減ったと感じた方はおよそ7割です。
しかし、反応が良くなった方はおよそ3人に1人でした。

AI活用で浮いた時間はどこへ行くのか

ここからは、私の読み方です。
まず、AIは時間を生んでくれます。

しかし、浮いた時間の置き場所までは決めません。
そのため、決めなければ次の作業に回りがちです。

なお、この調査は時間の使い道を尋ねていません。
ですから、ここは発表にない私の推測です。

つまり、差は置き場所で生まれるのではないか。
私は、そう読みました。

手順1 AI活用で任せた作業を書き出す

まず、AIに任せている作業を紙に書き出します。
たとえば、商品説明と写真とSNSの文案です。

また、まだ任せていない作業も横に書きます。
そうすれば、次に任せる候補が見えてきます。

たとえば、毎回同じ文面のお返事があります。
あるいは、発送のご連絡も候補になります。

手順2 浮いた時間を数える

次に、作業ごとに浮いた時間を数えます。
たとえば、説明文で週に何分かを書きます。

もっとも、正確でなくて結構です。
なぜなら、目的は置き場所を決めることだからです。

また、数えた分数は紙の右側に書きます。
そうすれば、合計が一目でわかります。

手順3 浮いた時間の置き場所を1つ決める

さらに、浮いた時間の置き場所を1つ決めます。
ここは、私からのご提案です。

まずは、週に30分だけお客様に向けます。
つまり、全部を回す必要はありません。

なお、拙著『ミニマム通販バイブル』も同じ考えです。
大きく始めず、小さく確かめてから広げます。

手順4 最初の1通に人のひと言を足す

そして、その30分でお礼のひと言を書きます。
たとえば、お買い上げ直後の方に向けてです。

また、お名前と選んだ商品に触れた一文で十分です。
なぜなら、整った文章はAIが用意できるからです。

一方、その方だけへのひと言は人が書きます。
これを、100日ファン化計画の1日目に置きます。

手順5 返ってきた声を説明文に戻す

最後に、返ってきた声を書き留めます。
たとえば、選んだ理由や使った場面です。

そして、その言葉を次の説明文に入れます。
そうすれば、AIに渡す材料が自社の言葉になります。

こうして、AI活用が自社の形に育つと私は考えます。
そのため、まずは1件の声から始めてみます。

つまり、AIが整えて人が聞く往復ができます。
もっとも、これは私の考えです。

数字で見る、ハンドメイド作家のAI活用

ここで、今日の数字を並べておきます。
いずれも、会社が公表している内容です。

まず、有効回答は1,002件でした。
そして、AIを使った経験のある方は75.1%です。

次に、文章づくりに使う方が73.4%です。
また、写真の加工に使う方が51.8%でした。

さらに、時間の削減を感じた方は67.2%です。
一方、反応が良くなった方は33.7%でした。

なお、使い道より後は使った経験のある方の回答です。
そのため、1,002件すべてに対する割合ではありません。

速く配る直線から、1人に向き合う同心円へ

まず、直線は速くつくって広く配ります。
そのため、浮いた時間は次の作業に回りがちです。

これに対して、同心円は1人に向き合います。
浮いた時間の一部を、お客様に向けます。

ここは、私からのご提案です。
AIが文章を整え、人がひと言を添えます。

なぜなら、ひと言が次のお便りを届きやすくするからです。
もっとも、これは私の考えです。

まとめ|AI活用の成果は浮いた時間の置き場所に表れる

最後に、今日の要点をまとめます。
AI活用は、人の時間を生んでくれます。

しかし、その時間の置き場所は人が決めます。
そのため、まず任せた作業と浮いた時間を数えます。

次に、置き場所を1つ決めます。
そして、週に30分だけお客様に向けます。

つまり、速く配る直線から離れます。
1人に向き合う、同心円ファネルへ移ります。

そして、いつもの一言で締めます。
1人の熱中が、100人の推し活を生む。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。