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From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
ショート動画とは、数十秒ほどで見終わる縦長の動画です。
そして、スマートフォンで次々に送って見る形が広がりました。
実は、この動画で買った方の行動を調べた調査が出ました。
そこで、今日はその内容を一緒に読みます。
まず、私の考えを先にお伝えします。
ショート動画は、買う場所へ送り出す入口です。
つまり、その場で売りきる道具ではありません。
そのため、成果を数える場所も変わってきます。
ショート動画を調べたTaTapの調査は342名が対象
まず、調査をしたのは株式会社TaTapです。
そして、2026年10月5日に結果を公開しました。
また、聞いた日は2026年9月24日です。
対象は、全国の20〜59歳の男女342名です。
なお、調査の全文は調査会社のページで読めます。
また、要点はEC専門のニュースサイトも伝えています。
ただし、回答はご本人の申告によるものです。
さらに、135名の数字には±8.4ポイントほどの幅があります。
ショート動画をきっかけに買った方の55.6%はECで検索
次に、いちばん大事な数字を見ていきます。
報道の元になった調査の要旨は、次のとおりです。
ショート動画がきっかけで購入した135名に、知ってから買うまでの行動を聞くと、「Amazon・楽天などのECサイト・アプリで検索して購入」が55.6%で最多だった(複数回答)。
出典:株式会社TaTap「TaTap SNS調査 第4回 ショート動画と購買行動調査」(2026年10月5日公開・要旨)
一方、動画内のリンクからそのまま買った方は35.6%です。
また、検索エンジンで調べてから買った方は37.8%でした。
ただし、いずれも複数回答の数字です。
つまり、足しても100%にはなりません。
それでも、探し直して買った方のほうが多くいました。
まず、この順番を押さえておきます。
欲しいの決め手は使っている様子でした
さらに、何が「欲しい」を生んだのかを見ます。
見ている243名に、決め手を聞いた結果です。
ショート動画を見ている243名に、「欲しい」と思う決め手を聞くと、「実際に使っている様子が映っている」が45.3%で1位、「再生回数・いいね数が多い」は9.5%で最も低かった(複数回答)。
出典:同調査(要旨)
しかも、使っている様子はどの年代でも1位でした。
一方で、いいね数の多さは最も低い答えです。
きっかけの半分は一般の方の投稿でした
また、きっかけになった動画の種類も出ています。
まず、一般ユーザーの投稿が50.4%で最多でした。
次に、公式アカウントの投稿が40.7%です。
そして、広告として流れた動画は27.4%でした。
なお、調査会社もまとめを書いています。
それは、リンクだけで測ると成果を見落とすおそれがある点です。
ショート動画になぜ目を向けるのか
ここからは、私の読み方です。
まず、この調査は小さな会社の成果を測っていません。
そのため、撮れば売れるとは考えていません。
そのうえで、気になったことがあります。
それは、買った方の多くが探し直して買っていたことです。
しかも、欲しいの決め手の1位は誰かが使う姿でした。
つまり、動画の役目は口説ききることではありません。
むしろ、探してみようと思っていただく入口です。
さらに、きっかけの半分は一般の方の投稿でした。
ですから、お客様の姿が次のお客様を連れてくる余地があります。
だからこそ、使っている様子を集める意味があります。
私は、そう読みました。
手順1 ショート動画の呼び名で自社の商品を探す
まず、ここからの手順は私からのご提案です。
そして、撮る前に送り出した先を確かめます。
たとえば、動画で使う呼び名で検索してみます。
そこで、自社の商品ページが出てくるか見ます。
もし出てこなければ、そこで見失っているかもしれません。
そのため、動画と商品ページの名前をそろえます。
手順2 使っている様子を1本撮る
次に、自社で動画を1本撮ります。
ただし、説明の動画ではなく使っている様子です。
たとえば、手に取る、開ける、使う、片づける。
そして、その流れを数十秒で見せます。
また、最初の数秒で何の商品か分かるようにします。
なぜなら、見ている243名の26.3%が決め手に挙げたからです。
さらに、価格の表示を挙げた方は243名の30.0%でした。
つまり、値段も画面の中に入れておきます。
手順3 お客様の使っている様子を集める
さらに、お客様の使っている様子を集めます。
たとえば、同封の1枚やお礼のメールでお願いします。
そして、お礼の形も先に決めておきます。
なお、お客様の声を集める工夫は以前の記事に書きました。
ただし、自社の発信に使うときは許可が要ります。
そこで、使う場所と期間をお客様に明示します。
もっとも、条件の決め方は専門家にご確認ください。
また、お礼と引き換えの投稿の表示も確かめます。
手順4 ショート動画の成果をリンクだけで数えない
そして、成果の数え方を変えます。
なぜなら、件数だけでは手ごたえがないように見えるからです。
そこで、動画を出した週の数字を並べます。
たとえば、モールの商品ページの閲覧数です。
さらに、自社名や商品名で検索された数も見ます。
つまり、送り出した先で成果を数えます。
なお、これは調査会社のまとめを私なりに置き換えた手順です。
そのため、自社の数字で確かめながら進めてください。
手順5 届いた日から使っている様子をうかがう
最後に、届いた日から便りを出します。
それは、どんなふうにお使いかをうかがう便りです。
そして、返ってきた言葉は次の方の入口になります。
ですから、100日のあいだに1度うかがってみてください。
動画の中で売りきる直線から、呼び合う同心円へ
まず、直線は動画の中で売りきろうとします。
そのため、リンクで買われなければ失敗に見えます。
これに対して、同心円は使っている様子が人を呼びます。
つまり、1人の姿から次のお客様が探しに来ます。
ここは、私からのご提案です。
お客様の使っている様子を、次の方の入口と数えます。
そして、届いた日から便りを届けていきます。
つまり、100日ファン化計画の中に動画を置きます。
まとめ|ショート動画は使っている様子を送り出す入口
最後に、今日の要点をまとめます。
ショート動画は、送り出した先から整えます。
まず、動画の呼び名で自社の商品を探します。
次に、使っている様子を1本撮ります。
さらに、お客様の使っている様子を集めます。
そして、成果をリンクだけで数えません。
また、届いた日から使い方をうかがいます。
つまり、動画の中で売りきる直線から離れます。
そして、姿が人を呼ぶ同心円ファネルへ移ります。
最後に、いつもの一言で締めます。
1人の熱中が、100人の推し活を生む。
そして、今日は自社の商品を1度検索してみてください。
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