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From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
継続率とは、続けてくださるお客様の割合です。
ところが、商品が良くても続かないことがあります。
実は、その手がかりになる調査が出ました。
そこで、今日はその数字を一緒に読みます。
今日は、食事についての調査のお話です。
そして、小さな会社の手順もお伝えします。
まず、私の考えを先にお伝えします。
大切なのは、続ける手間を減らすことです。
継続率を考える手がかりになる調査
2026年10月5日、食事についての調査が発表されました。
発表したのは、テーブルマーク株式会社です。
まず、対象は30代から70代の女性500名です。
そして、調査の時期は8月29日から9月1日でした。
なお、これは食事についての調査です。
つまり、通販の継続率を調べたものではありません。
そのため、数字は食事の話として読みます。
そのうえで、通販への読み替えは私の考えです。
84%が望み、続いているのはそのうち4割
まず、望んでいる方の割合を見ていきます。
調査の要旨は、次のとおりです。
「健康に気を遣った食習慣を送りたい」と回答した方は84%で、そのうち現在も続いていると回答した方は40%だった。
出典:テーブルマーク株式会社「毎日の食事に関する実態調査」(2026年10月5日発表・要旨)
なお、40%は84%の方のうちの割合です。
つまり、回答者全体の40%ではありません。
また、発表資料は4割程度にとどまると書いています。
つまり、望むことと続くことには差があります。
なお、この調査はECのミカタでも紹介されています。
そして、発表資料の全文は同社のサイトで読めます。
継続率を考える手がかり|最多のハードルは「手間がかかる」
次に、続けるうえでのハードルを見ていきます。
ここが、今日いちばんお伝えしたい数字です。
健康に気を遣った食習慣を送るうえでハードルに感じることは、
「手間がかかる」が45%で最も多く、「栄養バランスや成分を考えるのが面倒」が31%、
「価格が高いイメージがある」が28%だった。
出典:同調査(回答数251・最大2つまで選ぶ設問・要旨)
つまり、上から2つは手間と考える面倒でした。
一方、価格のイメージは3番目です。
また、「効果や変化を実感しにくい」は10%でした。
なお、これは食事についての回答です。
30代は「続かなかった」が最多
さらに、年代ごとの違いも載っています。
まず、30代の回答を見ていきます。
実際、「試してみたことはあるが、続かなかった」が38%です。
そして、これが30代では最も多い回答です。
なお、発表資料は継続の難しさにふれています。
つまり、30代で最も多いのは続かなかった方です。
一方、60代は「実践できていない」が31%で最多でした。
つまり、60代は始める手前の方が最も多い結果です。
また、70代は「現在も続いている」が42%です。
つまり、つまずく場所は年代で違います。
手間を抜く罪悪感は少数
もう1つ、目にとまった数字があります。
それは、手間を抜いた料理への気持ちです。
まず、罪悪感があると答えた方は少数でした。
実際、自分ひとりの食事では7.2%です。
一方、同じ食事で「栄養が偏っていそう」は44.6%でした。
つまり、ラクはしたいが何でもよくはありません。
継続率はなぜ手間で変わるのか
ここからは、私の読み方です。
まず、意志の弱さで片づけてはいけないと考えます。
なぜなら、続けるたびに手間がかかるように見えるからです。
さらに、何を選ぶかも毎回考えることになります。
そのため、小さな負担が積み重なります。
そして、足が止まるのではないでしょうか。
また、通販でも同じではないかと思います。
たとえば、箱を開けて使い方を思い出します。
もっとも、調査は通販の継続を調べていません。
ですから、ここは私の推測です。
つまり、継続率は手間の軽さを映すのではないでしょうか。
私は、そう読みました。
手順1 続ける手間を書き出す
まず、お客様が払っている手間を書き出します。
たとえば、受け取ることや箱を開けることです。
さらに、しまう場所を決めることも入ります。
そして、残りを気にして次を頼むまで続きます。
そこで、ご自分で自社の商品を注文してください。
そして、使い切るまでを1行ずつ書きます。
すると、売る側に見えない手間が見つかります。
つまり、手間は使う側に立つと見えてきます。
手順2 届いた日の手間を1つ減らす
次に、届いた日の手間を1つだけ減らします。
たとえば、最初の1回分をいちばん上に置きます。
あるいは、使い方を1枚の紙にまとめます。
つまり、開けたらすぐ使える形にします。
ただし、全部を一度に直す必要はありません。
まず、1つ減らしてお客様の反応を見ます。
手順3 考える仕事を引き受けて継続率を守る
さらに、お客様が考えなくて済むようにします。
実際、食事の調査では考える面倒が2番目でした。
たとえば、使う時間と量を先にお伝えします。
また、残りが半分のころにお便りを送ります。
そうすれば、お客様は迷わずに済みます。
つまり、考える仕事をこちらが引き受けます。
手順4 お休みと再開の道を置く
そして、続かなかった方が戻れる道を用意します。
なぜなら、続かない経験は珍しくないからです。
まず、お休みの方法をわかる場所に書きます。
次に、再開の手続きも同じ場所に並べます。
つまり、やめるの手前に休むを置きます。
そうすれば、戻りやすくなると私は考えています。
手順5 続いている方に理由をうかがい継続率を整える
最後に、続いている方に理由をうかがいます。
ここは、私からのご提案です。
たとえば、3名の方に使う場面をお聞きします。
また、続けるための工夫もうかがいます。
そして、許可をいただいてお便りに載せます。
つまり、続けている方の工夫が次の方を助けます。
売って終わる直線から、続けやすさをつくる同心円へ
まず、直線は売ったところで終わります。
そのため、続くかどうかはお客様まかせです。
これに対して、同心円は続けやすさを一緒につくります。
つまり、続ける手間をこちらが引き受けます。
ここは、私からのご提案です。
お買い上げからの100日を、その期間にします。
つまり、100日ファン化計画の中に置きます。
なぜなら、迷わずに過ごせた経験は残るからです。
もっとも、これは私の考えです。
そのため、まずは1つの手間から試してください。
まとめ|継続率は続ける手間で変わる
最後に、今日の要点をまとめます。
継続率は、続ける手間を減らすところから整えます。
まず、お客様が払っている手間を書き出します。
次に、届いた日の手間を1つだけ減らします。
さらに、考える仕事をこちらで引き受けます。
そして、お休みと再開の道をわかる場所に置きます。
また、続いている方に理由をうかがいます。
つまり、売って終わる直線から離れます。
そして、続けやすさをつくる同心円ファネルへ移ります。
最後に、いつもの一言で締めます。
1人の熱中が、100人の推し活を生む。
そして、今日は自社の商品を1つ注文してみてください。
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