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From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
花粉の時期はつらいです。
そんな花粉対策グッズを計画するにあたり
市場性があるか否かはSTP分析による市場仮説の構築で先に
やって見てください。
その後、実際にN1を見つけて深く質問されることをお勧めします。
1. Segmentation(セグメンテーション)
製品の特徴から導かれる主な切り口は以下の通りです。
アレルギー(花粉症)対策需要セグメント
日本では花粉症人口が約3~4割と推定されています。
実際には人口1億2,500万人中、約3,000万~4,000万人が
花粉症を何らかの形で抱えるとされています。
また、外出から帰宅した際の花粉持ち込みを懸念して、
玄関先で対策を行いたいというニーズは一定数存在すると考えられます。
例えば、感染症・ウィルス対策意識高い層です。
COVID-19以降、家庭内へのウィルス、菌の侵入を防ぎたいという意識は向上しました。
特に高齢者や幼児など、ハイリスクな家族メンバーがいる家庭は
除菌・除ウィルス対策製品への関心が高いですよね。
また、健康・清潔志向の富裕層・ミドルアッパー層にも刺さります。
健康志向が高く、価格よりも快適・安心な生活環境を
重視する消費者層に刺さる可能性が高いです。
玄関先という空間に新たなクリーニングソリューションを
追加することで、家全体の衛生度を高めたいというニーズが存在します。
以上を踏まえると、花粉症人口および感染症対策意識が高く、
ある程度購買力のある層を主なセグメントと想定できます。
2. Targeting(ターゲティング)
花粉症持ち+子どもや高齢者のいる家庭
日本では約5,000万世帯(※実数は約5,300万世帯程度と言われる)存在するとされます。
その中で、花粉症人口は30~40%程度、
つまり世帯換算で考えると約5,000万世帯×0.3 = 1,500万世帯程度が、
家族の誰かしらが花粉症を持つと仮定できます。
さらに、このうち子供や高齢者など、健康リスクへの感度が高い世帯を半数程度と仮定すると、
750万世帯が比較的強い需要喚起を得られる「関心層」になりえます。
3. Positioning(ポジショニング)
「家の中に花粉やウィルスを持ち込まない」玄関先ケアの新習慣
空気清浄機やスチームクリーナー、加湿器など既存の衛生家電との併用価値訴求
玄関でストップをコンセプトに、既存の空気清浄機では実現しにくい
侵入防止いう機能価値を前面に打ち出す。
実際には、玄関でストップをコンセプトにしたネーミングとパッケージを考えて
深堀りしていきます。
最初からプロトタイプをいきなり作らないことがお勧めです。
健在ニーズと潜在ニーズは全く異なる行動をします。
ここから顧客戦略を立案しながら作っていきます。
なんとなく類推する方法がイメージできたのではないでしょうか?
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