From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
商品コンセプト設計書の考え方を共有します。
C – Customer(顧客):誰のために?
例えば、化粧品市場では、ニキビという普遍的な悩みに対して、
顎ニキビ・背中ニキビといった部位特化で顧客の悩みに寄り添うことが重要です。
対象となる顧客は、一般的なスキンケア商品では満足できず、
自分の悩みにマッチした解決策を探している30代女性と設定します。
A – Attraction(引力):どう引きつけるか?
化粧品は成分訴求ではなく「世界観」で売る必要があります。
たとえば、「魔法をかけて変身したい」という願望を叶える資生堂
「マジョリカマジョルカ」のように、ストーリー性あるブランド設計が鍵です。
メッセージ、カラー、パッケージデザインなどを統一し、
インスタ映えを意識したビジュアルコミュニケーションを行いましょう。
N – Nurturing(育成):どう育てるか?
優良顧客育成には、3回安定・10回固定の法則に則り、段階的な接触設計が不可欠です。
初回購入後、使用感や効果を確認するフォローアップコンテンツを提供し、
2回目・3回目と自然な形で継続購入へ導きます。
その後は、感謝メッセージや体験談募集などで関係性を深め、
ブランドのファンへと育てていきます。
V – Value(価値):何を提供するか?
「顧客の悩みを解決すること」が価値の本質です。
化粧品では「成分の強さ」ではなく、「その人がどう変われるか」
という未来のシーンを提案することが大切です。
顎ニキビに悩む人に「マスクを外して自信を持てる自分」など、
理想の自己像をイメージさせる価値提案が求められます。
また、使用後の変化をビジュアルで見せるコンテンツ化も有効です。
A – Advocacy(支援):どう応援されるか?
既存顧客をクラウドファンディングやSNSで巻き込み、支援者化する戦略が有効です。
支援のリターンとして「松・竹・梅」の3価格帯を設けることで、
応援のハードルを下げ、拡散とエンゲージメントを促します。
また、体験談の募集やレビュー投稿キャンペーンを定期的に行い、
UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用しましょう。
S – Sustainability(持続性):どう続けるか?
持続可能性は、「共感」と「信頼」で築かれます。
CRM(顧客関係管理)を活用し、定期的なコミュニケーションで関係性を維持します。
FAQやサポート体制の整備により、安心して継続利用できる仕組みも必要です。
また、「サステナブル」「ご自愛」「つくり手に共感」といった
価値観をブランドメッセージに込めることで、長期的なブランド支持を得られます。
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