UNIQLO「+Jコレクション」に学ぶ ― 情報ギャップ理論の実践

UNIQLO「+Jコレクション」に学ぶ ― 情報ギャップ理論の実践

発信することで、小さな会社でも
なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
小売業の変革を通販で実現する、

をビジョンに掲げ、
【共創価値を科学的にする】こと
を追い続けています。

あなたのビジョンと価値提供を
ギフトとして、最大限に引き出して

あなたの売上を最大化しながら世の中をよりよく照らし、
お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに

通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。

From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて

ユニクロと世界的デザイナー、ジル・サンダー氏との
コラボレーション「+Jコレクション」は、単なるファッション企画ではなく、
情報ギャップ理論を巧みに活用したマーケティングの成功事例として語り継がれています。

発売前、ユニクロは商品の全貌をすぐには公開しませんでした。

ティザーとして発表されたのは、一部のアイテムや断片的なビジュアル、
あるいはキーワード程度。ファッションファンにとっては
もっと知りたいという欲求をかき立てるには十分でした。

つまり、情報の穴を残すことで人々の想像力を刺激し、
熱量を自然に醸成させたのです。

心理学者ローエンスタインが提唱した情報ギャップ理論では、
人間は少し情報を知っているが、全体像は分からない状態に置かれると、
そのギャップを埋めたいという衝動が生まれると説明されています。

+Jの事例では、ファッション好きの間で
今回はどんなシルエット?
ジル・サンダーらしいミニマルデザインが戻ってくるのでは?
といった憶測がSNSで飛び交い、発売前からコミュニティ全体が熱狂状態に包まれていきました。

さらにユニクロは、この「空白」をうまく活用しました。
少しずつ新情報を追加公開することで、ファンの関心を持続させ、
期待を日増しに膨らませていったのです。

特に全貌が公開される直前には、情報解禁のたびにSNSのトレンド入りを果たし、
ファッションメディアやインフルエンサーの発信によって、熱量は一気に増幅しました。

その結果、発売日当日には店舗前に長蛇の列ができ、ECサイトも即完売。
単なる「ユニクロの新商品」ではなく、

知りたいのに知りきれない
その先を見たい

という心理が購買意欲を最大限に引き出したのです。

この事例が示しているのは、顧客の想像力を奪うのではなく、
あえて余白を残すことで顧客自身が語りたくなる場を作り出せる、という点です。

すべてを説明してしまえば反応は一過性で終わりますが、
情報ギャップを利用すれば顧客は自ら“熱狂の伝道者”となり、
口コミやSNS拡散を通じてマーケティングが自走していくのです。

まとめると、「+Jコレクション」の成功は、デザイン力やブランド力だけでなく、
“未発表という空白”を戦略的に残すことで、
顧客の心に“神秘性のトリガー”を引いたこと にあります。

通販やD2Cでも、その他のビジネスにおいても
この発想を応用することで「待たせる力」を生み、
ファン化につなげることができます。

私も+Jコレクションをたくさん購入した客の一人であることは言うまでもありません。

詳細はこちらをご参考にしてみて下さい!

追伸1
ご興味をお持ちの方は、
ぜひ以下より、入手ください。
↓↓
Amazonの顧客分析テンプレート(β版)の入手ページはこちら:
※解説動画あり

追伸2
まずは、自社ECの「よくある間違い
についてお読みください。

更に、通販の実践基準書 はこちらから!
通販専門のコンサルティングって何?

ネット通販のビジネスを本気で伸ばしていきたいと
お考えの経営者のあなたに対して20年以上現役で通販の
事業会社で実務を実践し、ゼロイチから11の事業を成功させた専門家である、
売れる通販プロデューサー西村公児が数値にコミットメントして、
あなたのネット通販事業の業績を大幅に伸ばすコンサルティングを総合的に行います。

これまで年商600億円レベルの通販企業の社員実務の経験から、
あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。

ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため全体的な6ステップを踏む事ができていません。

・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
・カスタマージャニーが完結されていないのでリピート率が上がらない
・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
・広告のみに依存しているので自然検索からの流入がない

このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
御社に訪問してお手伝いいたします。

これが通販コンサルティング事業の考え方になっています。

企業HPはこちら
↓↓↓↓
http://luce-consulting.com/

東洋経済オンライン掲載 記事
↓↓↓↓
http://toyokeizai.net/articles/-/125443

地上波、ビジネスフラッシュに出演
↓↓↓↓

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。