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From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
あと備えとは、災害が起きてから慌てて備える動きのことです。
また、マイベストはこれを消費行動の1つに挙げています。
そこで、今日はあと備えのデータを一緒に読みます。
まず、私の考えを先にお伝えします。
関心が高まったときの注文は、一時的な売上だけではないと考えます。
つまり、ふだん出会えない方と出会える機会とも読めます。
マイベストのあと備えのデータとは
まず、取り上げるのはマイベストの消費行動の発表です。
なお、発表は2026年10月29日です。
具体的には、月3,000万人の閲覧データをもとにしています。
また、期間は2026年1月1日から10月18日までです。
さらに、2026年の4つの消費行動がまとめられています。
その1つが、今日取り上げるあと備えです。
ちなみに、ほかの3つは「節約と奮発の二刀流」「おうちで外食級」です。
さらに、もう1つは「着る・履くだけ対策」です。
ただし、対象はマイベストを利用した人の行動です。
また、消費全体を示すものではないとも書かれています。
あと備えで関心は1週間で下がる
防災用品をはじめ、報道ニュースのあった日や直後に、関連する商品が一気に調べられました。
出典:株式会社マイベスト「2026年は「節約と奮発の二刀流」 。急上昇1位はメロジョイのスクイーズ、豪雨翌日に脱出ハンマーが179倍~月3,000万人の閲覧データで見る”4つの消費行動”~」(2026年10月29日)
では、その関心はどのくらい残ったのでしょうか。
実際、発表には1週間後の数字が書かれていました。
ただ、関心は長続きしません。ニュースのあとに急増した3品目の1週間後の閲覧は、感震ブレーカーがピークの5%、脱出ハンマーが27%、ポータブル電源が34%まで下がっています。
出典:同発表
なお、発表には注記もあります。
出来事と閲覧の増加は時期が重なるだけで、因果関係は示さないそうです。
あと備えのあとは使い方まで
関心が高まったときこそ、買って終わりにせず、使い方まで確かめておくことが次の備えにつながります。
出典:同発表
また、防災用品は宮崎県・高知県などで多く読まれたそうです。
具体的には、全国平均の1.41倍と書かれていました。
ちなみに、ほかに節約と奮発の二刀流という動きもあります。
たとえば、大型テレビの閲覧シェアは前年の2.5倍だそうです。
その一方で、急上昇の上位には出費を抑える商品も並びました。
つまり、長く使うモノにはお金をかける動きだそうです。
あと備えに名簿が要ると私が読んだ理由
ここからは、私の読み方です。
まず、今日のデータは比較サイトの閲覧の動きです。
ですから、買った人の数やお店の売上は分かりません。
そのうえで、気になった点があります。
それは、急増した3品目の閲覧が1週間後に大きく下がった点です。
だとすると、そのとき来てくださった方とはもう出会えないかもしれません。
一方で、小さな会社が波を起こすことは難しいでしょう。
だからこそ、波のあともつながっておくことが大切です。
では、その方々とどうつながればよいのでしょうか。
その道具が名簿だと考えます。
私は、そう読みました。
では、波が過ぎてもつながる手順に移ります。
手順1 関心が高まる商品に名簿の入口を
まず、ここからの手順は私からのご提案です。
関心が高まりやすい商品のページに、名簿の入口を置きます。
たとえば、「使い方と点検の時期のご案内」を受け取る入口です。
なぜなら、役立つ情報のほうが受け取っていただきやすいと考えるからです。
なお、防災用品を扱っていない会社にも同じことが言えると考えます。
たとえば、季節の商品や報道で取り上げられた商品です。
手順2 1週間後に使い方を確かめる
次に、届いて1週間ほどで使い方を確かめる一言を送ります。
なぜなら、しまわれたままでは使えないことがあるからです。
たとえば、「箱から出して一度試してみましたか」の一言です。
すると、しまったままになるのを防ぐきっかけになると考えます。
参考までに、マイベストも使い方まで確かめることを勧めています。
そのきっかけを、お店の短いお便りでつくれると私は考えます。
手順3 点検や入れ替えの時期を知らせる
さらに、点検や入れ替えの時期をお知らせします。
たとえば、電池の交換や期限のあるものの入れ替えです。
ただし、送るのは了解をいただいた方だけです。
そのうえで、忘れがちな点検を思い出すきっかけにもなると考えます。
さらに、時期は商品ごとの目安を先に決めておきます。
そうすれば、お知らせの手間も小さく済むと考えます。
手順4 波のない時期にも短いお便りを
そして、関心の波がない時期にも短いお便りを届けます。
たとえば、「点検の季節です」の一言で十分だと考えます。
すると、次の波のときに思い出していただけるかもしれません。
しかも、年に数回で負担も小さく済みます。
とくに、防災の日や季節の変わり目は節目にしやすい時期です。
ですから、年間の予定に先に書き込んでおきます。
手順5 あと備えの時期に不安をあおらない
最後に、ニュースのあとも不安をあおる言葉は使いません。
たとえば、「いますぐ買わないと危ない」のような言葉です。
なぜなら、一時的に売れても信頼を損ないかねないからです。
ですから、伝えるのは使い方と点検の時期にします。
なお、性能や効果の書き方には決まりがあります。
気になる点は、顧問の専門家にご確認ください。
あと備えは直線から同心円へ
ここからは、私の読み方です。
まず、直線のファネルでは波が来たときだけ売って終わります。
その結果、波が過ぎるとお客様との縁も途切れます。
しかも、次の波でまた一から集めることになります。
これに対して、同心円では波のあとも使い方を届けます。
そして、次の波で思い出していただけるのではないでしょうか。
だからこそ、あと備えにも「集めて売る」が要だと考えます。
私は、そう読みました。
ここは、私からのご提案です。
関心の山を、お付き合いの始まりにしてみてください。
そして、その積み重ねが100日ファン化計画と重なると考えます。
また、名簿の方との関係も少しずつ育っていくと考えます。
まとめ|あと備えの波が過ぎてもつながる
では、今日の要点をまとめます。
ニュースのあとに急増した3品目の閲覧は、大きく下がりました。
具体的には、1週間後にピークの5%〜34%まで下がっています。
ただし、閲覧の動きで、売上を示すものではありません。
ここからは、私からのご提案です。
まず、関心が高まる商品に名簿の入口を置きます。
次に、1週間後に使い方を確かめます。
さらに、点検や入れ替えの時期をお知らせします。
そして、波のない時期にも短いお便りを届けます。
最後に、不安をあおる言葉は使いません。
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今日は、関心が一時的に高まりやすい商品を書き出してみてください。
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