ネット・窓口・電話。郵便局の冷凍宅配食が用意した3つの注文方法

注文方法とは|ネット・窓口・電話。郵便局の冷凍宅配食「post chef」に学ぶ、入口の数え方

発信することで、小さな会社でも
なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
小売業の変革を通販で実現する、

をビジョンに掲げ、
【共創価値を科学的にする】こと
を追い続けています。

あなたのビジョンと価値提供を
ギフトとして、最大限に引き出して

あなたの売上を最大化しながら世の中をよりよく照らし、
お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに

通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。

From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて

注文方法とは、お客様が注文を伝える通り道です。
ところが、通り道が1本だけだと歩けない方がいます。

実は、買わない方が全員ほしくないとは限りません。
むしろ、頼み方がわからない方もいると私は考えます。

今日は、郵便局の冷凍宅配食「post chef」の話です。
そして、小さな会社が入口を増やす手順をお伝えします。

まず、結論を先にお伝えします。
注文方法は、お客様を迎える入口の数です。

郵便局の冷凍宅配食で何が始まるのか

2026年10月2日、日本郵便とクラダシが発表を出しました。
郵便局の冷凍宅配食を始めるという内容です。

そして、名前は「post chef(ポストシェフ)」です。
なお、提供は10月8日の木曜日から始まります。

また、商品はワンプレート弁当とおかずパウチです。
つまり、選ぶのは2つのタイプからになります。

さらに、商品は冷凍便で自宅に届きます。
ただし、一部の離島や山間部などは対象外です。

掲げた言葉は「ちょうどいい」

ところで、ブランドの言葉は短い一言でした。
リリースには、こう書かれています。

今日の食事に、ちょうどいい。
出典:株式会社クラダシ プレスリリース(2026年10月2日)

たとえば、忙しい日や1人で食べる日です。
あるいは、あと一品ほしい日も想定されています。

つまり、挙げられているのはふだんの場面です。
そのため、自分の暮らしに置きかえやすくなります。

もっとも、置きかえやすいかは私の受け止めです。
むしろ、毎日の食事に近い言葉だと私は感じました。

注文方法を最初から3つ並べた

次に、私が目を留めたのは注文方法です。
商品よりも、こちらに設計が表れていました。

注文は、郵便局の窓口のタブレット端末、郵便局のネットショップ、電話の3つ。
出典:同リリース(要旨)

まず、1つ目は窓口のタブレット端末です。
次に、2つ目は郵便局のネットショップです。

そして、3つ目は電話での注文です。
しかも、この3つが発表の時点で並んでいます。

つまり、あとから足した注文方法ではありません。
最初から、3つが並んだ形で発表されています。

届けたい相手は利用の機会が少なかった方

一方、ねらいについても説明がありました。
リリースの要旨は、次のとおりです。

これまで冷凍宅配食を利用する機会が少なかったお客様にも届ける。
出典:同リリース(要旨)

ここは私の読み方ですが、初めての方が相手に見えます。
私は、そう読みました。

また、2社は2025年8月に資本業務提携を結びました。
今回の取り組みは、その具体策の1つだそうです。

なお、日本郵便は全国の郵便局という接点を持ち寄ります。
一方、クラダシは商品づくりの知見を持ち寄ります。

買わない理由はほしくないとは限らない

ここからは、私の読み方です。
冷凍のお弁当を頼まない方にも、事情があります。

たとえば、どれを選べばよいかわからない方です。
あるいは、画面の前で1人で決めるのが不安な方です。

これに対して、郵便局の窓口はいつもの場所です。
しかも、わからないことを聞ける人が近くにいます。

また、電話なら声でそのまま伝えられます。
そのため、画面が苦手な方にも道が開きます。

つまり、3つの注文方法は不安ごとの入口になります。
私は、そう読みました。

手順1 自社の注文方法をまず数える

まず、自社の注文方法を紙に書き出します。
たとえば、ネットと電話とはがきと店頭です。

また、案内していない方法も数に入れます。
なぜなら、見えない注文方法は無いのと同じだからです。

たとえば、電話番号を大きく書いていない場合です。
そのため、まずは見える場所に書き出します。

手順2 ネット以外の注文方法を1つ足す

次に、ネット以外の方法を1つだけ足します。
たとえば、いちばん始めやすいのは電話です。

もっとも、受付は短い時間で結構です。
そうすれば、少ない人数でも続けられます。

また、はがきを同梱する方法もあります。
つまり、3つそろえる必要はありません。

手順3 最初の1回だけ人が一緒に選ぶ

さらに、最初の1回を人がお手伝いします。
たとえば、お電話で伺いながら一緒に選びます。

なぜなら、不安がいちばん大きいのは最初だからです。
そのため、毎回お手伝いする必要はありません。

あるいは、催事の店先で代わりに入力します。
それだけでも、最初の1回の入口になります。

手順4 選ぶ数をあえて絞る

また、最初にお見せする商品の数を絞ります。
実際、今回の商品も2つのタイプでした。

ここは私の読み方ですが、数が少ないと選びやすいです。
私は、そう読みました。

そのため、初めての方には1つをおすすめします。
そして、品ぞろえは2回目からお見せします。

手順5 2回目からの注文方法を同梱で案内する

最後に、2回目からの頼み方をお伝えします。
たとえば、同梱のお便りに3つの方法を書きます。

実際、安心すれば次はネットでよい方もいます。
一方、ずっと電話がよい方もいらっしゃいます。

そのため、どの注文方法にするかはお客様が決めます。
会社は、入口を閉じないことだけを守ります。

数字で見る、post chefの始め方

ここで、今日の数字を並べておきます。
いずれも、会社が公表している内容です。

まず、発表は2026年10月2日でした。
そして、提供の開始は10月8日です。

次に、商品は2つのタイプです。
また、注文方法は3つ用意されています。

さらに、資本業務提携は2025年8月でした。
なお、価格やメニューの数は発表にありません。

加えて、届け先は日本国内に限られます。
そして、メニューの拡充は今後の検討だそうです。

ネットだけの直線から、迎える同心円へ

まず、直線はネットで買える方だけを待ちます。
そのため、頼み方がわからない方は離れます。

これに対して、同心円はいつもの場所で迎えます。
最初の1回を、人が隣でお手伝いします。

ここは、私からのご提案です。
これを、100日ファン化計画の1日目に置きます。

なぜなら、声を交わすと次のお便りが届きやすいからです。
もっとも、これは私の考えです。

まとめ|注文方法はお客様を迎える入口の数

最後に、今日の要点をまとめます。
注文方法は、事務の都合で決めるものではありません。

まず、自社の注文方法を数えます。
次に、最初の1回だけ人が一緒に選びます。

そして、2回目からの楽な頼み方をご案内します。
これだけで、入口の数が増えていきます。

つまり、ネットで買える方だけを待つ直線から離れます。
いつもの場所でお迎えする、同心円ファネルへ移ります。

そして、いつもの一言で締めます。
1人の熱中が、100人の推し活を生む。

あなたの事業はいまどの段階?

更に、通販の実践基準書 はこちらから!

通販専門のコンサルティングって何?

ネット通販のビジネスを本気で伸ばしていきたいと
お考えの経営者のあなたに対して20年以上現役で通販の
事業会社で実務を実践し、ゼロイチから11の事業を成功させた専門家である、
売れる通販プロデューサー西村公児が数値にコミットメントして、
あなたのネット通販事業の業績を大幅に伸ばすコンサルティングを総合的に行います。

これまで年商600億円レベルの通販企業の社員実務の経験から、
あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。

ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため全体的な6ステップを踏む事ができていません。

・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
・カスタマージャニーが完結されていないのでリピート率が上がらない
・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
・広告のみに依存しているので自然検索からの流入がない

このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
御社に訪問してお手伝いいたします。

これが通販コンサルティング事業の考え方になっています。

企業HPはこちら
↓↓↓↓
http://luce-consulting.com/

東洋経済オンライン掲載 記事
↓↓↓↓
http://toyokeizai.net/articles/-/125443

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。