発信することで、小さな会社でも
なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
小売業の変革を通販で実現する、
をビジョンに掲げ、
【共創価値を科学的にする】こと
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あなたのビジョンと価値提供を
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お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに
通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。
From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
悩み特化ブランドを小さく確かめながら育てる手順を解説します。
くせ毛ヘアケアCurly Meはクラウドファンディング124万円で検証し、完売を重ねて売上3億円見込みへ。
悩み特化ブランドの5ステップとミニマム通販の設計ポイントを通販・D2C事業者向けに紹介します。
広告費が高騰する今、中小の通販が大手と同じ「広い市場」で戦うのは得策ではありません。
本記事では、くせ毛特化ヘアケア「Curly Me」の実例から、
悩み特化ブランドを育てる5つのステップを解説します。
ステップ0:深くて広い悩みを見つける
悩み特化ブランドの出発点は、悩みの「深さ」と「人数」の掛け算です。
「海外製のものは値段が高かったり、日本人にとっては香りが強すぎたりする。日本人も2人に1人がくせ毛と言われるくらい、くせ毛に該当する人は多い。日本で、くせ毛を生かして楽しめるブランドを作ろうと思った」(カーリーガールリン代表)
出典:日本ネット経済新聞「Curly Me、くせ毛特化ヘアケアブランドから新商品 開発に3年間」(渋井紅奈記者・2026年8月3日)/ https://netkeizai.com/articles/detail/19388
代表は日本生まれカナダ育ちで、くせ毛を「生かす」海外の文化が日本にないことに気づきました。
既存の棚が「抑える・まっすぐにする」一色なら、逆側にこそ空白があります。
自社でも「業界の常識の逆側にある悩み」を探すことから始めてください。
ステップ1:クラウドファンディングで「欲しい」を検証する
悩み特化ブランドの最初の関門は、需要が本当にあるかの検証です。
同ブランドの第1弾商品「スタイリングジェル」は2022年、約2年間の開発期間を経て発売した。クラウドファンディングでは30万円を目標に支援を募り、結果として124万5300円が集まった。
出典:日本ネット経済新聞「Curly Me、くせ毛特化ヘアケアブランドから新商品 開発に3年間」/ https://netkeizai.com/articles/detail/19388
注目すべきは、目標をあえて30万円という「届く金額」に置いた点です。
達成率約4倍という結果が、次の販売への信用資産になりました。
クラウドファンディングは資金集めの道具ではなく、「先に集めて、それから売る」ための検証装置です。
ステップ2:製造の壁は「粘り」で越える
特化商品ほど、既存の工場ラインでは作れません。
ブランド立ち上げ時は、シリコン、エタノール、ワックスフリーの商品を開発するに当たり、国内にある20以上の工場に交渉しては断られるの繰り返しだったという。
「海外には同様の商品があるので、開発できないことはないはずだと思っていた。粘り強く、製造を依頼できる工場を探した」(同)
出典:日本ネット経済新聞「Curly Me、くせ毛特化ヘアケアブランドから新商品 開発に3年間」/ https://netkeizai.com/articles/detail/19388
「海外に類似品があるなら技術的に可能」という仮説が、20社に断られても折れない支えでした。
こだわりの仕様は参入障壁の裏返しでもあります。
断られた数だけ、後発が越えにくい堀が深くなると考えてください。
ステップ3:完売で再現性を確かめてからSKUを増やす
検証の次は、需要の再現性の確認です。
そうして発売した第1弾商品「スタイリングジェル」は、クラウドファンディングで支持を得るだけでなく、販売開始5カ月間で2度の完売、発売から9カ月間で1万3000個以上を販売した。
出典:日本ネット経済新聞「Curly Me、くせ毛特化ヘアケアブランドから新商品 開発に3年間」/ https://netkeizai.com/articles/detail/19388
完売は機会損失ではなく、在庫リスクを抑えた「確かめ」の証拠です。
同社はその後、ヘアクリーム、シャンプー、ムースと同じ悩みの周辺へSKUを広げました。
順番が逆だと、売れ残り在庫が資金繰りを圧迫します。
ステップ4:第2弾こそ時間をかける
今年5月発売のヘアミルク「アクアリーミルクセラム」は、約3年をかけた開発です。
シリコン・エタノール・ワックス不使用という第1弾からの約束を守り抜いています。
2作目で品質の約束を崩さないことが、悩み特化ブランドの信頼を積み上げます。
ステップ5:売れてから器を替える
売り上げやSKUの増加に伴い、この夏、ECサイト構築基盤を「BASE」から「Shopify」に乗り換えた。
2026年10月期のブランド全体の売上高は、前期比約50%増の3億円を見込んでいる。
出典:日本ネット経済新聞「Curly Me、くせ毛特化ヘアケアブランドから新商品 開発に3年間」/ https://netkeizai.com/articles/detail/19388
3億円は同社の見込み数字ですが、前期比約50%増という角度に注目してください。
最初から立派なECサイトに投資するのではなく、成長が器を要求してから乗り換える。
この順番が、小さな会社の資金を守ります。
まとめ|悩み特化ブランドはミニマム通販の王道
Curly Meの歩みを整理すると、検証→完売→拡張→開発→基盤刷新という一本の線になります。
悩み特化ブランドは市場を狭めるのではなく、〔見込み客→顧客〕の転換率を最初から高くする設計です。
深い悩みに応えるほど、〔顧客→ファン〕への階段も短くなります。
まずは自社商品の「誰の、どんな深い悩みか」を1行に書き出すことから始めてください。
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