顧客生涯価値(LTV)を最大化 するための3つの掛け算とは!?

顧客生涯価値(LTV)を最大化 するための3つの掛け算とは!?

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単なる製品の販売を超えて
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「売れないを売れるに変身させる」をテーマに
通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。

From:通販プロデューサーの西村公児
自宅のリビングにて

LTVという言葉をご存じですか?
LTVはD2Cブランドや通販マーケティングに
おいて重要な指標の1つです。

本題へ

CRMとは切っても切れない
関係にあるものです。

この顧客生涯価値(LTV)を最大化
するための3つの掛け算が存在します。

LTVを最大化させる3つの掛け算の変数には、
・平均購買単価
・平均購買頻度
・平均継続購買期間
です。

この3つの変数をいかに向上させるかが重要です。

LTVの重要性及びLTVの最大化において
CRMが果たす役割について情報提供致します。

このLTVとは、顧客生涯価値
と呼ばれています。

LTVはLife Time Valueの頭文字を
取って並べたもので、日本語では顧客生涯価値
と訳されています。

ネット通販やデジタルコマースにおいては、
この基準値は、1年にしています。

よって、生涯期間という概念ではなく、
1年間の期間の中で数値を測定します。

購入単価や購入頻度など、
顧客の価値を評価する指標はいくつかあります。

LTVは1年間、一人の顧客が取引期間を
通じて企業にもたらす価値を表す指標です。

通常、企業と顧客の関係は一回限りの取引で
終わるわけではありません。

売れるを評価するためにLTVを用いるのです。

Eコマースやネット通販、更にはD2Cブランド
においての効果的なテクニックがあります。

【LTVの最大化 テクニック】
・お客さまと一緒に商品企画から携わるとLTVが最大化になります。
・ワンステップマーケティングでLTVが最大化になります。
・支払い手続き頻度を下げるとLTVが最大化になります。
・事前期待を超えるプレゼントを準備するとLTVが最大化になります。
・すぐに解約ができる仕組みがあるとLTVが最大化になります。
・6か月継続を訴求し続けるとLTVが最大化になります。
・お客さまの余剰品に対して対応するノウハウを伝えるとLTVが最大化になります。
・継続のお客さまの喜びの声を伝えるとLTVが最大化になります。
・お客さまのFAQ(後悔の声や失敗例)を共有するとLTVが最大化になります。
・教育メールのシナリオを最初に構築するとLTVが最大化になります。

広告をメインにする総合通販系には、こんなテクニックもあります。

・解約受付を電話のみにする
・ツーステップマーケティングにする
・クレジットカード払いに変更させる
です。

Eコマースやネット通販でLTVの最大化を実現するには、
定期コースを中心としたビジネスモデルを
構築することが大前提と言われていますが
実際には、顧客視点では、
定期購入で縛られたくはありません。

よって、D2Cブランドでは、
ツーステップマーケティングの
ビジネスモデルではなく、最初から教育した
シナリオ後に販売するワンステップマーケティング
が有効です。

D2Cブランドのワンステップマーケティングとは、
新規のお客さまに対して、沢山の情報提供する機会を
準備した後に、いきなり本商品をオファーする
ビジネスモデルです。

よって、無料モニターや500円モニターを入口として、
まずは見込み客を集めて、
本商品に引き上げる広告型のビジネスモデルではありません。

LTVを高めるための方法論
具体的にLTVを高めるためには、以下のような方法が考えられます。

【平均購買単価のアップ】
LTV向上において、課題となるのが平均購買単価です。

1回あたりの購入金額を高めることができれば、
短期間での利益率アップも見込めます。

平均購買単価をアップさせる方法には、
値上げが一番に思い浮かぶかもしれませんが、
実際は、難易度が高いです。

よって、最初から全体を設計する必要があります。

例えば、新商品の発表の前には
クラウドファンディングをして支援者を仲間にしておく
こともその一つです。
それ以外にも関連商品を提案していく
クロスセル(クロスサーブ)や
より上位の商品の購入を促していく
アップセル(アップサーブ)
などのマーケティング手法もあります。

例えば、化粧品の場合
流す系(クレンジングなど)と入れる系(美容液)
に分けてシリーズ化にして
設計するのもその一つです。

【購買頻度のアップ】
LTVの向上において、購入頻度のアップとは、
つまり購買間隔をより短くすることです。

最初のお取引から1か月の間に2回目の購入を促したり
お客さまをファンコミュニティに誘引したりする
設計もその一つです。

よって、大手通販会社や広告型のネット通販モデル
が実施する、DMやメール配信による
プロモーション的な情報発信などは
避けたい施策の一つになります。

【購買期間の最大化】
LTVを高めるにあたって、
この因子を最大化できれば、
インパクトのある成果が見込めます。

継続して購買した期間の長い顧客は、
すでに自社商品やサービスに対する
顧客ロイヤリティがあります。

その影響力は大きいものです。

事前期待>事後評価 =不満(クレームになる)
事前期待=事後評価 =満足(リピートになる)
事前期待<事後評価 =感動(口コミがおきファンになる)

ファン化した顧客は、競合他社への乗り換え
リスクが低いことが想定されるため
顧客基盤を築いていく上で重要な存在となります。

追伸
通販専門のコンサルティングって何?

ネット通販のビジネスを本気で伸ばしていきたいと
お考えの経営者のあなたに対して20年以上現役で通販の
事業会社で実務を実践し、ゼロイチから11の事業を成功させた専門家である、
売れる通販プロデューサー西村公児が数値にコミットメントして、
あなたのネット通販事業の業績を大幅に伸ばすコンサルティングを総合的に行います。

これまで年商600億円レベルの通販企業の社員実務の経験から、
あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。

ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため、
全体的な6ステップを踏む事ができていません。

・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
・カスタマージャニーが完結されていないのでリピート率が上がらない
・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
・広告のみに依存しているので自然検索からの流入がない

このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
御社に訪問してお手伝いいたします。

これが通販コンサルティング事業の考え方になっています。

企業HPはこちら
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東洋経済オンライン掲載 記事
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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。