ブランドポートフォリオ経営のyutori 142億円に学ぶ自社チャネル戦略

ブランドポートフォリオ経営のyutori 142億円に学ぶ自社チャネル戦略

発信することで、小さな会社でも
なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
小売業の変革を通販で実現する、

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お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに

通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。

From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて

ブランドポートフォリオ経営で急成長するyutoriが、2026年3月期に売上142億円・71%増を達成しました。
自社EC27.6%+オフライン48.2%という自社チャネル中心の構成と
33ブランドの選択と集中。小さな通販が「集めて売る」を実装する手順を、ファネル設計士の視点で解説します。

通販の利益が、年々薄くなっていませんか。
の原因の多くは、「売ること」から始めているからです。

順番を「集めてから売る」に変えると、景色が変わります。

この記事では、yutoriの最新業績を題材に、その設計図を分解します。

売上142億円・71%増という事実(現状の課題)

最初に、起点となる数字を共有します。

yutoriの2026年3月期連結業績は、売上高が前期比71.4%増の142億3400万円、
営業利益が同61.4%増の10億8400万円、経常利益が同57.2%増の10億1500万円だった。

出典:ネットショップ担当者フォーラム「ファッションECのyutori、2026年3月期は売上142億円で71%増。
2026年実績+2027年3月期の取り組みまとめ」/
https://netshop.impress.co.jp/n/2026/05/18/16084

売上だけでなく、営業利益も大きく伸びています。

つまり、伸ばしながら、ちゃんと利益も残しているのです。
ここに、小さな通販が学べる「順番」が隠れています。

自社チャネルが過半という構造(なぜ今この課題か)

次に、チャネルの中身を見てみましょう。

2026年3月期通期の売上構成比は、EC(自社EC+PF)が40.5%(自社ECが27.6%、PFが12.9%)、
オフラインが48.2%。店舗数はグループ全体で60店舗(うち東名阪エリア41店舗)となった。

出典:ネットショップ担当者フォーラム「ファッションECのyutori、2026年3月期は売上142億円で71%増。
2026年実績+2027年3月期の取り組みまとめ」/
https://netshop.impress.co.jp/n/2026/05/18/16084

自社ECと直営店という、自分で握れる接点が中心です。

外部モールに丸ごと依存していないのです。

なぜ今これが重要かというと、顧客との接点が「資産」になるからです。
接点を自分で持てば、リストも世界観も手元に残ります。

その資産が、次の売上を生む土台になります。
もう少し、噛み砕いてみます。

モール経由のお客様は、モールのお客様でもあります。
次に何を案内できるかは、プラットフォーム側のルールに左右されます。

一方、自社チャネルのお客様には、こちらから直接ご案内ができます。

新商品の先行案内も、感謝のメッセージも、自由に届けられます。

この「直接届けられる」という自由が、関係を深める余地になります。

そして関係の深さこそが、リピートとファン化の源泉です。

Instagram300万人という「集める入口」(解決の方向性)

では、その自社チャネルへ、人をどう集めているのでしょうか。
答えは、SNSでの世界観の発信です。

yutoriグループ全体のInstagramフォロワー数は合計300万人を突破。
各ブランド担当者が着用画像や動画を撮影・発信し、
ブランドの世界観を表現することで、多くの潜在顧客との接点を構築している。

出典:ネットショップ担当者フォーラム「ファッションECのyutori、2026年3月期は売上142億円で71%増。
2026年実績+2027年3月期の取り組みまとめ」/
https://netshop.impress.co.jp/n/2026/05/18/16084

ここがまさに「集めて売る」の入口です。
売り込みではなく、世界観で潜在顧客を集めています。

そして、集めた人を自社チャネルへ導いて売っています。
さらにyutoriは、器そのものを取捨選択しています。

ブランド数では、2ブランドを立ち上げた一方で3ブランドを撤退し、
グループ全体のブランド数は33となった。Yリーグによるブランド・在庫管理を基盤に、
顧客に選ばれるブランドづくりを進める方針だ。

出典:ネットショップ担当者フォーラム「ファッションECのyutori、2026年3月期は売上142億円で71%増。
2026年実績+2027年3月期の取り組みまとめ」/
https://netshop.impress.co.jp/n/2026/05/18/16084

伸びる器を残し、伸びない器を畳む。

これが、ブランドポートフォリオ経営の骨格です。

小さな通販が今日からやる一手(Kickstart+拙著の法則)

ここまでを、あなたの規模に翻訳します。やることは、たった1つです。

「売る前の接点」を、数字で持ち、毎週記録することです。
SNSのフォロワー、LINEの友だち、メルマガの読者。

どれでも構いません。

売る前の関係の数を、KPIとして見える化してください。

ここで、拙著の考え方を1つ添えます。

拙著『「小さな会社」ネット通販 億超えのルール』では、
「定期購入の支持」の法則として、集めた顧客と関係を積み重ねることの大切さを整理しています。

yutoriは定期購入型ではありません。
それでも、「先に集め、自社チャネルで繰り返し買ってもらう」原理は同じです。

順番を変えるだけで、広告に追われる経営から卒業できます。

まとめ

yutoriの142億円は、「集めてから売る」順番の成果でした。
自社チャネルを土台に、SNSで世界観を発信して集める。

そして、伸びる器に資源を寄せる。
この3つを、あなたの通販でも小さく始めてみてください。

最後に、順番だけもう一度確認させてください。

先に「集める」、それから「売る」、そして「関係を積む」。
この順番を守るだけで、広告に振り回されない経営へ近づきます。

規模の大小は、本質ではありません。
自分の顧客接点を、自分の手元に取り戻すかどうかです。

そこにこそ、小さな通販が大手と戦える勝ち筋があります。

関連記事として、過去のクラシコムやアサヒ「ドラフターズ」の集めて売る設計も、
あわせてお読みいただくと理解が深まります。

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通販専門のコンサルティングって何?

ネット通販のビジネスを本気で伸ばしていきたいと
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事業会社で実務を実践し、ゼロイチから11の事業を成功させた専門家である、
売れる通販プロデューサー西村公児が数値にコミットメントして、
あなたのネット通販事業の業績を大幅に伸ばすコンサルティングを総合的に行います。

これまで年商600億円レベルの通販企業の社員実務の経験から、
あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。

ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため全体的な6ステップを踏む事ができていません。

・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
・カスタマージャニーが完結されていないのでリピート率が上がらない
・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
・広告のみに依存しているので自然検索からの流入がない

このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
御社に訪問してお手伝いいたします。

これが通販コンサルティング事業の考え方になっています。

企業HPはこちら
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http://luce-consulting.com/

東洋経済オンライン掲載 記事
↓↓↓↓
http://toyokeizai.net/articles/-/125443

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。