発信することで、小さな会社でも
なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
小売業の変革を通販で実現する、
をビジョンに掲げ、
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お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに
通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。
From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
公式アプリのストア評価は顧客の通信簿です。
三陽商会が評価2.5のアプリを3.8へ改善し、アプリ経由売上前年比126%を実現した手順を分解します。
公式アプリがない小さな通販でも使える顧客接点の点検リスト付きで解説します。
「ストア評価2.5」という数字を見て、あなたは何を感じるでしょうか。
アプリの失敗事例に見えるかもしれません。
しかし私は、これを顧客の声の宝庫だと捉えています。
本記事では、三陽商会が公式アプリの評価2.5を3.8へ引き上げた過程を分解し、
小さな通販が自社の顧客接点に応用する手順まで落とし込みます。
ストア評価2.5が示していたもの
年間流通総額50億円のECを持つ三陽商会でさえ、アプリでは苦戦していました。
三陽商会のオンラインストア「SANYO ONLINE STORE」は、現在24ブランドを展開し、2025年度の年間流通取引総額50億円、年間セッション1800万を誇るプラットフォームへと成長している。
出典:ネットショップ担当者フォーラム「ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の『SANYO公式アプリ』、リニューアル成功の裏側とOMO戦略」(メグリ株式会社提供記事)/
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/07/29/16402
──これだけの規模でも、アプリのストア評価は2.5でした。
原因は明快です。
以前のアプリは主な用途が店頭での会員証提示に限られ、ECへの導線がほとんど存在しなかった。また、7つのブランドごとにアプリが分散していた構造もユーザーの利便性を損ねていた。
出典:ネットショップ担当者フォーラム「同記事」/
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/07/29/16402
会員証止まりのアプリ、分散したブランド、そして毎回のログイン要求。
ストア評価とは、こうした小さな不満の集計結果です。
つまり、評価が低いアプリは「顧客が何に困っているか」を教えてくれる無料の調査データでもあるのです。
リニューアルで変えた3つのポイント
三陽商会が実装したのは、派手な新機能ではありませんでした。
1つ目は、シングルサインオンの実装です。
アプリ・会員基盤・ECサイトを行き来するたびのログインを不要にしました。
2つ目は、好みのブランドで画面が切り替わるマルチブランド対応UIです。
統合アプリでありながら、ファンには専用アプリのような体験を提供しています。
3つ目は、プッシュ通知の整理です。
ブランドごとに乱立していた通知の頻度と内容を見直したことが、満足度向上の一因と記事は述べています。
増やすのではなく、減らして磨く。この方向性が結果につながりました。
リニューアル後の1年間でアプリ経由売上は前年比126%を記録し、三陽商会が目標としていた売上比率30%を突破した。セッション数も前年比137%へと増加している。
ユーザーアンケートでは全体の8割超が「普通」から「満足」と回答しており、アプリストア評価も2.5から3.8へ向上した。
出典:ネットショップ担当者フォーラム「同記事」/
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/07/29/16402
OMOの実装|店舗を「アプリの主戦場」にした
もう1つ注目すべきは、実店舗の位置づけです。
三陽商会は実店舗をアプリ活用の主戦場と定め、店舗スタッフによる普及に注力しました。
「タグスキャン」は年間で約8500回、「店内モード」も月間で約24000人が利用している。
出典:ネットショップ担当者フォーラム「同記事」/
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/07/29/16402
店頭で商品バーコードを読むと、ECの商品ページで詳細と在庫が確認できる。
接客を好まないお客様に、自分のペースで検討できる道を用意したのです。
オンラインとオフラインを対立させず、顧客の気分で行き来できる設計こそがOMO戦略の本質です。
小さな通販への翻訳|公式LINEで同じ構造を作る
ここまで読んで「大手の話だ」と感じた方にこそ、お伝えしたいことがあります。
拙著『「小さな会社」ネット通販 億超えのルール』では、
第4章の法則11として「定期購入の支持」の法則を整理しています。
初回購入から2回目購入までの間隔は、小さな会社の経営にとって非常に重要な指標の1つです。
三陽商会のアプリが果たした役割は、この「2回目までの間隔」を縮める常設接点でした。
小さな通販なら、公式LINEとメルマガで同じ構造を作れます。
点検リストは3つです。
登録直後に届く1通目は、売り込みではなく使い方の案内になっているか。
2通目までの間隔は空きすぎていないか。
通知や配信の頻度は、顧客の生活リズムを邪魔していないか。
この3点を今日、自分のスマホで顧客として体験し直してみてください。
まとめ
ストア評価2.5は放置の通信簿であり、3.8は改善の通信簿でした。
評価を変えたのは、ログインの手間を消し、通知を減らし
店舗とECの行き来を滑らかにする地味な設計です。
ファネル設計の視点で言えば、公式アプリや公式LINEは
〔新規顧客→優良顧客〕の階段を支える手すりです。
手すりの点検は、今日からできます。
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あなたのネット通販事業の業績を大幅に伸ばすコンサルティングを総合的に行います。
これまで年商600億円レベルの通販企業の社員実務の経験から、
あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。
ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため全体的な6ステップを踏む事ができていません。
・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
・カスタマージャニーが完結されていないのでリピート率が上がらない
・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
・広告のみに依存しているので自然検索からの流入がない
このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
御社に訪問してお手伝いいたします。
これが通販コンサルティング事業の考え方になっています。
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東洋経済オンライン掲載 記事
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