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「売れないを売れるに変身させる」をテーマに
通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。
From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
通販の経営者とお話ししていると、この1年でAIの話題が出ない打ち合わせはほぼなくなりました。
一方で「入れてはみたけれど、正直うまく回っていない」というご相談も急増しています。
その実感を裏付ける調査が、7月に公表されました。
本記事では、中小ECのAI活用の現在地をデータで確認します。
そのうえで、小さな通販が最初にやるべき業務整理の手順を、ファネル設計士の視点で解説します。
データで見る中小ECのAI活用の現在地
最初に、導入率と利用ツールの数字です。
PayPalが7月2日に公表した「中小企業によるEコマース活用実態調査2026」によると
ECを実施する中小企業の約7割がAIを導入していることがわかった。
利用ツールは「ChatGPT」が47.6%で最も多く、「Gemini」が33.5%、「Copilot」が22.2%で続いた。
出典:ネットショップ担当者フォーラム「中小EC実施企業が使うAIツールは「ChatGPT」が47%、
「Gemini」が33%、「Copilot」が22%」(鳥栖剛[執筆]2026年7月6日公開)
/https://netshop.impress.co.jp/n/2026/07/06/16359
なお本調査は、2026年4月8日から13日に実施されたインターネット調査です。
対象は、ECを実施する従業員4〜299人規模の企業の部長職以上の意思決定関与者310人でした。
まさに「小さな会社の通販」の実態を映した数字といえます。
AI導入は約7割まで広がり、もう珍しいことではなくなりました。
用途の中心は、メール作成・提案書作成・議事録作成といった文章業務の効率化です。
人手不足の中で、まず定型業務から効率化する流れは自然な入り口だと思います。
導入企業の87.1%が感じている「壁」の正体
問題は、導入したあとです。
AIを導入している企業の87.1%が、導入・活用にあたって何らかの課題を感じていると回答した。
具体的には、「業務が属人化している」が20.8%、
「AIを導入する前に業務整理が必要」が19.8%、「費用の負担」が18.8%で上位となった。
出典:ネットショップ担当者フォーラム「中小EC実施企業が使うAIツールは「ChatGPT」が47%、
「Gemini」が33%、「Copilot」が22%」(鳥栖剛[執筆]2026年7月6日公開)
/https://netshop.impress.co.jp/n/2026/07/06/16359
課題の上位2つは、AIの性能でも機能でもありません。
「業務の属人化」と「業務整理の不足」という、社内の設計の問題です。
同記事も、障壁は既存業務の整理不足や運用体制の未整備にあると指摘しています。
通販でいえば、受注処理・顧客対応・同梱物の判断がベテランの経験頼みになっている状態です。
手順が言語化されていない業務は、AIに指示できません。
つまりAI活用の成否は、導入前にどれだけ業務を型にできているかで決まるのです。
未導入企業の45.4%は「障壁なし」という気づき
もうひとつ、興味深い数字があります。
AIを導入していない企業では、「人手不足で検討時間がない」が16.7%、
「費用の負担」が14.8%などが主な理由に挙がった。
一方で、「特に障壁はない」と回答した企業も45.4%に上っており、
必要性や具体的な活用イメージを十分に持てていない企業も少なくないようだ。
出典:ネットショップ担当者フォーラム「中小EC実施企業が使うAIツールは「ChatGPT」が47%、
「Gemini」が33%、「Copilot」が22%」(鳥栖剛[執筆]2026年7月6日公開)
/https://netshop.impress.co.jp/n/2026/07/06/16359
障壁がないのに導入していない企業が45.4%もいるのです。
これは「反対する理由はないが、使う場面が思い浮かばない」という状態だと読めます。
活用イメージは、業務が棚卸しされて初めて具体的になります。
やはりここでも、先に必要なのは道具選びではなく業務整理なのです。
ミニマム通販の発想がAI時代の土台になる
私はファネル設計士として、小さな会社の通販を長く支援してきました。
拙著『ミニマム通販バイブル』では、商品も導線も業務も小さく絞り込み、
仕組みで売る通販の設計を整理しています。
この絞り込みと型化の発想は、AI活用の前提条件とそのまま重なります。
型がある会社は、AIに渡せる手順書がすでにある会社だからです。
調査では、AI活用を開始・拡大する予定の企業が48.7%でした。
一方、未導入のまま、あるいは縮小する予定の企業も24.8%あり、二極化が進みつつあります。
進む側に立つ条件は、高価なツールではありません。
自社の業務を1枚のシートに棚卸しし、属人化した業務に印をつけることです。
印がついた業務を1つ選び、手順書にして、AIに下書きを任せてみてください。
メールの一次返信でも、商品説明文のたたき台でも十分です。
小さな1業務の仕組み化が、売る仕組み全体の改善につながっていきます。
まとめ|道具より先に、設計から
中小ECのAI活用は、導入率約7割の「当たり前」の段階に入りました。
これからの差は、業務の属人化を解き、仕組み化できるかどうかでつきます。
ファネル視点でいえば、業務の型化は〔見込み客→顧客→ファン〕の階段を安定して回す土台です。
土台のない家に高価な家具を入れても、傾いたままです。
道具より先に、設計から。
小さな通販がAI時代を勝ち抜く順番は、これに尽きます
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あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。
ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため全体的な6ステップを踏む事ができていません。
・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
・カスタマージャニーが完結されていないのでリピート率が上がらない
・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
・広告のみに依存しているので自然検索からの流入がない
このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
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