郵便制度と共に生まれた通販ビジネスの歴史【前編】

郵便制度と共に生まれた通販ビジネスの歴史【前編】

本日もお忙しい中、
ご覧いただき
ありがとうございます。

単なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
発信することで、小さな会社でも
小売業の変革を通販で実現する、

をビジョンに掲げ、
【共創価値を科学的にする】こと
を追い続けています。

あなたのビジョンと価値提供を
ギフトとして、最大限に引き出して

あなたの売上を最大化しながら
世の中をよりよく照らし、
お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに
通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています

From:通販プロデューサー西村公児
銀座の事務所にて

令和元年の最期の個別コンサルが
本日ありました!

温暖差も激しい季節になり、長時間
しゃべるので、声の調子にも気に
しないといけないようになりました!

本題へ

顧客コミュニティや体験価値が
メインのビジネスモデルにも変貌しつつある

デジタルマーケティングですが、
通販マーケティングの歴史的な変遷を
見ていきたいと思います。

今回は、その前編について共有します。
ウンチク的になるので。。。

私が最初に勤務した上場企業の総合通販は
「業態」から「業界」に発展した時代でした。

そもそも、通販自体の歴史は古く、
明治にはそのスタートはありました。

1876年に農学者の津田仙さんが、
『農業雑誌』で植物の種を販売したことが
国内初の通販とされています。

総合通販の礎は、高島屋さんが、
美術染織品を出品したのが始まります。

しかし通販の隆盛に伴い、
誇大広告や契約の不履行といった
消費者被害が問題となりました。

ジャンプなどの雑誌の裏面や付録で、
女性と一緒にお風呂に入って

お金を扇にして幸福を呼ぶ●●みたいな
怪しげな商品が横行していました。笑

知っている人はいないと思うけど。。。汗

そこで1976年、通販を含む無店舗販売に
ルールを設けて訪問販売法、

現在の特定商取引法
が施行されるようになります。

そして1983年に、通販企業各社の
組織の働きかけと、経済産業省
の指導もありました。

そのお目付け役として

社団法人日本通信販売協会
(JADMA)が立ち上がりました。

それまでは、通信販売は「業態」の
ひとつに過ぎませんでしたが、

いよいよ「業界」
として認められました。

私もよく参加をして
意見交換をさせて頂きました!

この時代の通販のプロモーションは、
テレビCMや新聞チラシです。

あなたが知っているLTVは2年で測定を
していました。

ニッセンさんがメインとなり、
書店での無料でカタログを持ち
帰れるようにしました。

チラシや新聞という
アナログメディアが主流です。

カタログ通販は
総合カタログやカテゴリー専門のカタログ、

雑貨などのライフスタイルに合わせた提案型など、
商品の量=コンテンツが競争力の源でした。

1990年代後半には、ECサイトもありましたが
当時はまだ検索エンジンから

自社サイトへ誘導する手法は
メインではありませんでした。

決済手段の一つとしてインターネットを
使うという時代です。

よって紙などの印刷メディアに
URLを載せて決済や情報を
進めるようなイメージの使い方になります。

Webサイト同士で互いにリンクを張りながら、
一方向のアクセスが中心でした。

販促プロモーションとしては、
バナー広告が主流でした。

よって、インターネット広告会社が
こぞって大きくなり上場までするように
なりました。

サイバーエージェント、GMOさんなどが
時代の流れを作っていました。

雑誌広告のオンライン版みたいなイメージも
ありました。

ポータルサイトというビジネスモデルは、
広告料で成り立つタイプの雑誌
とビジネスモデルは似ています。

この時期の通販マーケティング戦略では、
デジタル化された商品データや

顧客データをベースに、
各チャネルを利用するお客様のチャネル
していました。

各チャネルの顧客層にとっての
利便性を追求する時代でした。

1989年からの約10年間は、
モール系のネット通販の
楽天市場がスタートしました。

平成の最初の10年間は、カタログ通販や
単品リピート通販でした。

1995年は、インターネットが流行語となり
その2年後の1997年の開始が楽天市場と
いうことになります。

インターネットショッピングモールが
出展されたことは、今後の通販マーケティング
大きな変貌を予感させる流れでもありました。

楽天市場以外にも、Eコマースサイトを
構築しはじめるのですが、

ダイヤルアップによるインターネット接続は、
とても利便性があるとは言えませんでした。

ネットを用いたマーケティング手法も
未確立の公式がないので、インターネット通販は
脇役でした。

そして1998年10月に
渋谷に、米アマゾンの日本法人が開業する
ことになります!

つつきは、次回にしますね!

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・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
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・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。