CRMを社内に導入前にやるべきこととは!

CRMを社内に導入前にやるべきこととは!

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From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて

CRM導入前にやるべきことがあります。
なぜなら、CRMは日々の業務と密接な関係をもちます。

したがって、導入前に準備が必要です。
「せっかく導入したのに、準備不足のせいでうまく活用できないと
いう事態にならないよう、準備はしっかりとしてください。

まず
目的を決める、です。

顧客管理と一口にいっても、
CRMを導入している企業ごとに目的は違います。

目的をはっきりさせずにCRMを導入すると、
使ってみたら何か違ったとなります。

最終的には誰も使わなくなる恐れもあります。

コストをかけて導入するからには、
会社にとって最適なシステムを選ぶべきです。

でも、実際はシステム選定がすべてではありません。
そのためにも、どのような目的で導入
したいのかを明確にしてください。

一般的な目的の一例として、以下が考えられます。

・解約率を下げたい
⇒顧客の属性と解約理由を紐付けて分析する

・リピート率を上げたい
⇒顧客ニーズを正確に把握して、アフターフォローに活用する

・売り上げ予測をしたい
⇒CRMを導入してLTVを上げる

・顧客情報を分析したい
・営業先で顧客情報を閲覧したい
という簡単な目的だけでなく、どうして分析が必要なのか、
自社を取り巻く環境や問題などを掘り下げて考えていきます。

大事な考え方は、分解することです。

そのためには、
必要な機能を決める
です。

目的が明確に定まったら、
実現するために必要な機能をピックアップします。

欲張りすぎてシステムの機能過多にならないように
注意が必要です。

多機能なシステムは便利に感じますが、
不必要な機能は、本当に必要な機能を
探し出す邪魔にしかなりません。

機能が多ければ多いほど、
デバイスへの負担も大きくなる可能性があります。

具体的な機能決定の流れとしては、
まず目的と照らしあわせながら、

業務フローへの組み込み方や
選定した機能の活用方法を決めます。

機能の絞り込み後は、ツールの選定をします。

選定するうえで大切なのが、
すでに業務で活用している他のシステムとの連携性です。

例えば、在庫管理システムと連携がとれなかったために、
顧客からの納期の問い合わせに迅速に対応できず、
大切な販売のチャンスを逃すことも考えられます。

CRMには会社にあわせてカスタマイズできるパターンや
月額を支払うことでIDを取得できるクラウド型の二種類があります。

オンプレミス型は導入費用が高額ですが、
会社に最適なシステムを構成でき
ランニングコストを抑えられる点がメリットです。

一方クラウド型は、月額制なので
初期費用を安く抑えられますが、
長期的に見るとランニングコストがかさみます。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。