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通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
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From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて
まず大切なのは、
惚れ通DXはモノ単体の原価で完結する設計ではない、という点です。
確かに、売価2,000円 × 原価率30% = 原価600円
という設計自体は、通販ビジネスとして成立ラインにあります。
ただし、この600円を
・中身原価
・製造費
・包材
だけで使い切ってしまうと、惚れ通DXの本質である「体験」と「関係性」
を入れる余白がなくなります。
惚れ通DXが目指すのは、「安く作ること」ではなく
価格以上の意味を感じてもらう状態を設計することです。
もし惚れ通DX前提で原価を分解するとしたら?
原価600円を、次のように捉えてみてください。
中身原価・製造原価:350〜400円
包装・同梱物:100〜150円
惚れ通DX用コスト(体験設計):50〜100円
ここで重要なのは、
惚れ通DXのコストは広告費の代替だという考え方です。
たとえば
・ストーリーカード
・QRでつながる体験導線
・購入後の行動を促す一言メッセージ
これらは1つ1つは数十円でも、
「安く買った商品」から
「意味のある選択をした体験」
へと価値を変換します。
広告費でCPAを上げる代わりに、
原価の中に“惚れる仕掛け”を内包する。
これが惚れ通DXの発想です。
実現可能性はあるのか?
結論から申し上げると、十分に実現可能です。
理由は大きく3つあります。
① 原価600円は「十分に設計できる水準」
2,000円商材で原価率30%は、
D2C・通販の世界では“攻めすぎでも守りすぎでもない”ラインです。
特に
・初回単品
・体験設計込み
であれば、LTV前提で十分に意味を持ちます。
② 惚れ通DXは「固定費を増やさない」
惚れ通DXの多くは
・一度設計すれば使い回せる
・データ化・テンプレ化できる
ため、変動費ではなく半固定費的に効いてきます。
結果として
・リピート率
・紹介
・NPS
が上がり、広告費依存が下がっていきます。
③ 高価格化への橋渡しになる
2,000円はゴールではなく、惚れ通の入口価格です。
ここで
「このブランド、なんか違う」
「この人たち、ちゃんと考えてる」
と感じてもらえれば、
3,980円
6,600円
定期・限定企画
へ自然につながっていきます。
売価2,000円・原価600円は、
惚れ通DXを仕込むには、実はちょうどいい価格帯です。
・原価を削るより、意味を足す
・広告費をかけるより、関係を育てる
・売切りより、次の会話をつくる
この視点で設計すれば、
原価率30%は制約ではなく、
惚れ通DXを成立させるための最適条件になります。
次の一歩としては、
600円の中に、どの“惚れポイント”を入れるかを
1つだけ決めるところから始めてみてください。
そこが、DX設計の起点になります。
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