値決めって難しいですよね?一体どうやって決めるのか?

値決めって難しいですよね?一体どうやって決めるのか?

単なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
発信することで、小さな会社でも
小売業の変革を通販で実現する、

をビジョンに掲げ、
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お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに

通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。

From:通販プロデューサーの西村公児
自宅のリビングにて

値決めって難しいですよね?
高すぎても売れませんし、安すぎても

儲かりませんし、お客様から不信感を逆に買う
ことすらあります。

そんな価格の値付けで大きな利益の差異が発生します。

その問題を解決するためにPSM分析という
価格戦略があります。

消費者が持つ価格への知覚をあらわす
4本の累積曲線から
「最低価格」
「最高価格」
「妥当価格」
「理想価格」
の4つの交点を求めます。

商品が市場で許容される価格帯を
を計測します。

そして売上額や利益額の最大化、
ブランドポジショニングの構築など、
マーケティング戦略に則った
最適な価格を決定する手掛かりにします。

最適な使い方は
市場に類似品がない新たな
商品に対する消費者の価格感度を知りたい

現行商品に対する消費者の価格への知覚を知りたい
現行商品の価格決定(プライシング)に利用したい

市場で受容される最適価格や
高グレード商品の最高価格、

バーゲン販売する際の最低価格
などを消費者の価格観から算出
価格戦略に必要とされます。

価格は単に商品の価値はどのくらいか、
どのくらいの売上をもたらすか、

利益はどのくらいか、
というものを表す数字ではありません。

広告や店舗の雰囲気等と同様に、
価格が生活者の間に商品の

イメージを創出しますので、
生活者に満足を与えるという役割を持っています。

PSM分析は、直接的に購入価格を質問するのではなく、
価格イメージ、価格観などの参照価格

生活者の心の中に形成される対象商品にふさわしい価格
を求めることが大きな特徴です。

Q1. その商品「P」は、いくらぐらいから「高い」と思いますか。
Q2. その商品「P」は、いくらぐらいから「安い」と思いますか。
Q3. その商品「P」は、いくらぐらいから「高すぎて買えない」と思いますか。
Q4. その商品「P」は、いくらぐらいから「安すぎて品質が疑わしい」と思いますか。

このように質問した調査結果から累積分布をとります。

このような4本の曲線の交点を求め、
これらを基準の価格とすることがPSM分析です。

40名ぐらいのアンケートから算出することが可能
なのでヒアリング時に使用することをお勧めします。
価格設定の方法や戦略として一般的に使われるのは、以下「9つ」の方法です。

そのほかにも
・コストプラス法(原価に利益を加えた価格)
・マークアップ法(原価に利益を加えて決めますがこちらは卸売業者が用いる方法)
・市場価格追随法(既に市場に出回ってる競合サービスを基準に値段を決める方法)
・プライスリーダー追随法(業界に影響を与えるリーダー企業の価格にならう方法)
・慣習価格法(習的に設定されてきた値段にならって決める)
・名声価格法(品質や付加価値の違い=プレミアムによって決定)
・端数価格(キリの良い数字ではなく「980円」のように位を一つ下げるように値段)
・松竹梅の法則(3段階価格)
・抱き合わせ価格(メイン商品に他の商品をセットで購入する)
があります。

1から5については基本的な方法です。
6から9については消費者心理に基づいた方法です。

まずは、
自社ECの「よくある間違い
についてお読みください。

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追伸
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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。