VARON継続率94%・年商63億円に学ぶ顧客コミュニケーション設計

VARON継続率94%・年商63億円に学ぶ顧客コミュニケーション設計

発信することで、小さな会社でも
なる製品の販売を超えて
商品に社長の「らしさ」・「生き様」を
投影して、人の心に刺さるメッセージを
小売業の変革を通販で実現する、

をビジョンに掲げ、
【共創価値を科学的にする】こと
を追い続けています。

あなたのビジョンと価値提供を
ギフトとして、最大限に引き出して

あなたの売上を最大化しながら世の中をよりよく照らし、
お客さまと共に共創しながら、
「売れないを売れるに変身させる」をテーマに

通販プロデュース業と通販専門のコンサルティング業
をメインに支援活動しています。

From:通販プロデューサーの西村公児
自宅の仕事部屋にて

効果体感を育てる通販CRMの設計手順を解説します。

年商63億円のVARONが定期継続率94%を維持する
顧客コミュニケーションを3つの手順に分解し、
小さな通販が効果体感からLTV向上とファン化へつなげる実務を、
ファネル設計士・西村公児がチェックリスト付きで整理しました。

リピート通販の解約理由を調べると、多くは「効果を感じなかった」に行き着きます。

しかし本当に、商品に効果がなかったのでしょうか。
本記事では、効果体感を「育てる」という発想で、通販CRMを設計し直します。

題材は、サントリーウエルネスのメンズスキンケア「VARON」です。

事例の全体像|年商63億円と継続率94%

まず、一次報道の数字を押さえます。

健康食品の通販大手のサントリーウエルネスでは、大人の男性向けスキンケアブランド「VARON(ヴァロン)」が急成長している。

同ブランドの2025年12月期の売上高は、前期比約30%増の63億円となった。

出典:日本ネット経済新聞「【男性スキンケア「VARON」が年商63億円に急成長】サントリーウエルネス 酒巻部長に聞く「劇的成長の背景」」(星野耕介記者・2026年7月1日公開)/ https://netkeizai.com/articles/detail/19046

さらに、リピートの数字が際立ちます。

定期で本購入したお客さまの2回目の継続率は、94%と高い水準を維持しています。

出典:日本ネット経済新聞「【男性スキンケア「VARON」が年商63億円に急成長】サントリーウエルネス 酒巻部長に聞く「劇的成長の背景」」(星野耕介記者・2026年7月1日公開)/ https://netkeizai.com/articles/detail/19046

定期通販において、2回目継続率は事業の土台を決める数字です。

この94%は、偶然では生まれません。
以下、3つの手順に分解します。

手順1|効果体感までの「面倒」を商品設計で取り除く

VARONのターゲットは、40代〜60代以上の男性です。
スキンケア経験の少ない層にとって、複数アイテムを順番に塗る行為は高い壁でした。

「VARON」には、サントリー独自の「W/O/W(ウォーター・イン・オイル・イン・ウォーター)乳化技術」を用いています。

肌に伸ばすだけで、まず化粧水成分が浸透し、次に美容液成分が届き、最後にクリーム成分が肌の表面をカバーするというステップを、自動的かつ時間差で行うことができます。

出典:日本ネット経済新聞「【男性スキンケア「VARON」が年商63億円に急成長】サントリーウエルネス 酒巻部長に聞く「劇的成長の背景」」(星野耕介記者・2026年7月1日公開)/ https://netkeizai.com/articles/detail/19046

正しく使い続けられない商品に、効果体感は生まれません。
自社商品でも、顧客がつまずく「使い方の壁」を先に洗い出すことが出発点です。

手順2|「商品の感想」ではなく「身の回りの変化」を尋ねる

継続率94%の核心は、フォロー連絡の問いかけにあります。

「『VARON』を使い始めてから、身の回りで何か変わった変化はありませんでしたか」という問いかけを行っています。

出典:日本ネット経済新聞「【男性スキンケア「VARON」が年商63億円に急成長】サントリーウエルネス 酒巻部長に聞く「劇的成長の背景」」(星野耕介記者・2026年7月1日公開)/ https://netkeizai.com/articles/detail/19046

原典によると、この問いかけで引き出せるのは肌の数値ではありません。
周囲から若々しくなったと言われた、鏡を見るのが楽しみになった、という生活の変化です。

その小さな変化を本人に認識してもらうことが、継続の動機付けになると説明されています。
効果体感とは、顧客が自分の言葉で変化を語れる状態のことです。

問いかけの設計こそが、通販CRMの中心にあるべきなのです。

手順3|顧客層でチャネルを分ける

VARONは、アプローチ手段を顧客の年齢やライフスタイルで分けています。
電話を好むシニア層には、コールセンターから直接電話をかけます。

一方、電話に出る機会が少ない比較的若い世代には、公式LINEを使うと原典にあります。
経過を伺い、継続のメリットをロジカルに伝える情報を配信する、という使い分けです。

小さな通販なら、全顧客への電話は不要です。
高LTV層にだけ電話し、他はLINEとメールで階段を設計すれば十分に機能します。

これは100日ファン化計画でいう「自認」から「肯定」への橋渡しです。

実装チェックリスト

以下を自社に当てはめてみてください。

1.顧客が正しく使い続けられない「壁」を特定しているか。
2.初回購入7日目前後に、変化を尋ねる連絡があるか。
3.その問いは「感想」ではなく「身の回りの変化」を聞いているか。
4.顧客層ごとに電話・LINE・メールを使い分けているか。
5.引き出した顧客の言葉を、次の新規獲得の証拠に回しているか。

まとめ|効果体感は、CRMで完成する

商品が効果を届け、問いかけが体感を言語化します。
効果体感が定着した顧客は、定期継続率とLTV向上で応えてくれます。

〔新規顧客→リピーター→ファン〕への階段を、今日の1通から積み上げましょう。
関連記事では、購入後体験の設計や同梱物のランキング分析も解説しています。

あわせてお読みいただくと、購入後フォローの全体像がつかめます。

あなたの事業はいまどの段階?

更に、通販の実践基準書 はこちらから!
通販専門のコンサルティングって何?

ネット通販のビジネスを本気で伸ばしていきたいと
お考えの経営者のあなたに対して20年以上現役で通販の
事業会社で実務を実践し、ゼロイチから11の事業を成功させた専門家である、
売れる通販プロデューサー西村公児が数値にコミットメントして、
あなたのネット通販事業の業績を大幅に伸ばすコンサルティングを総合的に行います。

これまで年商600億円レベルの通販企業の社員実務の経験から、
あなたの会社のステージに合った最適な施策を実施していきます。

ほとんどのネット通販の企業は、更なる成長を行っていくうえでステージごとに
実行すべき施策とKPIの抜け・漏れがあるため全体的な6ステップを踏む事ができていません。

・ネットでスタートしているので紙媒体の同梱物の制作の作り込みが甘い
・カスタマージャニーが完結されていないのでリピート率が上がらない
・CRMにビッグデータ・AIを活用していないので自社の商品を買う事が前提で組んでいる
・広告のみに依存しているので自然検索からの流入がない

このような問題からの課題発見から改善策の提案から実行まで
御社に訪問してお手伝いいたします。

これが通販コンサルティング事業の考え方になっています。

企業HPはこちら
↓↓↓↓
http://luce-consulting.com/

東洋経済オンライン掲載 記事
↓↓↓↓
http://toyokeizai.net/articles/-/125443

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ルーチェ代表取締役   年商600億円の上場企業の通信販売会社 で販売企画から債権回収のまで16年経験。 その後、化粧品メーカーの中核 メンバーとして5年マーケティングに参画。 大手エステ系企業の通販ビジネスのサポート で200%売上アップ。 ニュージーランドのシンボルフルーツ企業の 販促支援でレスポンス率を2倍アップ。 某健康食品会社の事業開発及び通販支援で 新規会員数が2,000名増加など、 通販ビジネスと、売れる商品開発のプロ として誰もが知る有名企業の ヒット商品の誕生に多数関わる。 売れる商品を発掘し、ヒット商品に変える 独自メソッド 「ダイレクト通販マーケティング理論」 を提唱。 中小企業から中堅企業をメインに、 企業に眠る“売れる商品”の発掘を数多く サポートしている。 国内の注目ビジネスモデルや経営者に焦点を 当てたテレビ番組「ビジネスフラッシュ」に出演。 また、著書にはベストセラーとなった、 伝説の通販バイブル(日本経済新聞出版社)がある。